裏方業ということを言い訳に、驚異的にアップデートしていないブログ。
そうこうしている間に、会社設立から丸5年が過ぎました。
昨シーズンは、未知だらけの公私という感じで、ちょっと記憶がなくなるくらい走り抜けました。
女性として働くということ。公私を両立させるタイムマネジメントとメンタルマネジメント。健康をキープすること。美を気遣うこと。
普段仕事として扱うそういったことを、当事者として真剣に考え実行した一年でした。(まだまだ道半ば)
そして、自分はもっともっと、働く女性やファミリーの役に立てたり癒やしや楽しさやワクワク感を提供したりできる仕事をしていきたい!と心から思いました。そういった仕事やプロジェクトのご相談であればジャンルを問わず全国どこへでも、の気持ちです笑
その他近況としては、新店舗の写真素材を動画に編集するお仕事をしました。作った動画はSNSにも流用できますので、ゼロから撮影するのは色々な意味でハードルが高いもののイメージ動画は欲しい、写真素材ならたくさんある、というブランドや企業にとっていいソリューションだと思います。
また、「PRの視点が入った動画制作」というのが意外と大切なのではと感じています。
今シーズンも柔軟にオープンに地道に誠実に、細かくかつスケール感も忘れずいきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
このほど、「コスメ薬事法管理者」の資格を取得しました。
コスメ薬事法管理者とは、“コスメビジネスにおいて薬事の専門家として認識されるための資格”、つまり“コスメビジネスにおいてニーズの高い法規の知識保有者”です。(資格運営団体ウェブより)
規制がどんどん厳しくなるなか、プレスリリースを書くことが多い身として、このあたりの知識が曖昧ではいけないと思った次第です。
今後は、改正薬事法=医薬品医療機器等法や厚労省の適正広告基準などを守りつつ、化粧品(薬用含め)の魅力を最大限に伝える表現力を磨いていきます。また、PR以前の製品開発段階やPRの戦略立案時のご相談にも、知識をベースにお役に立てればと思います。
しかし、法を遵守すると化粧品で言えることって少ない。。
だからこそ私は、様々な化粧品に触れていて表現のプロでもあるプレスの方々による、血の通ったリアルなレビューがもっと必要とされるはず、と心から期待しています!
あとは…
効果効能で言えることは限られていても、化粧品はそれだけではなくて、使って心地がいいことも本当に大切。五感をフル稼働するものなんだ、と改めて考えました。それにそもそも、どんなに優れた効果が謳われていても、自分の肌に合うとは限らないし。。
そんなわけで、難しくも楽しい化粧品探しの旅は続いてしまう、のかもしれません。
早いもので法人化してから丸4年が過ぎ、7月から5年目に入りました!
毎年、1年後の自分が想像できない部分がありますが、4年目も例に漏れず…
駆け抜けました。
猛スピードで走っているうちに、仕事に対する漠然とした悩みとか、他人を羨んでしまう気持ちとか、イケている風に見られたい願望とか、そういった「自分にとって不要」なものが吹き飛ばされていって、どんどん本来に戻って、身軽なひとになれた気がします。
そして、そんなふうに自分に空きスペースができると、新しいものが流れ込んできます。突然のラッキー、とかではなく、コツコツ積み上げてきた時間がちょっと花開くような、地に足の着いた喜び。モヤがだんだんと晴れて、自分の仕事道が見えてくる感覚。
そんな「新生」の機会をくださったすべての仕事とご縁に感謝を忘れず、「自分がクライアントだったら私に仕事を頼みたいと思うか?」という鏡を曇らせず、さらに予測不可能な1年を送ります。
PRを通じて、社会、とくに女性のこころとからだの健康や豊かさをサポートしていきたい!と思います。必要であれば当事者である自分自身を実験台にして…笑
私が初めて遅延型フードアレルギー検査を受けた時には見かけることが少なかった「グルテンフリー」食品が続々登場している今日このごろ。おいしさもどんどん進化しているように思います。
実感として小麦グルテンが体質に合わない身としては、「選択肢」が多くなる=食の楽しみが増える、ということなのでうれしい限り。価格がお手頃になっていけばもっとうれしいのです。
さてそんな折、いつもお世話になっている方からのご紹介で、アレルギーの診療に明るい先生のお仕事をお手伝いさせていただけることになりました!
先生のお名前は、野本真由美先生。大学病院で長年アトピー治療に携わったのち、出身地・新潟でクリニックを開業して約10年。このほど銀座にオープンした美容皮膚科「オバジクリニック トウキョウ」の総院長にも就任されました。
皮膚科専門医であるだけでなく、漢方専門医、さらに抗加齢医学の専門医でもあります。身体表面(肌)に起きているトラブルにのみ目を向けて対処するのではなく、トラブルが起きる原因を、体質・気質・ライフスタイルも含む「患者さま全体」から究明、根本から健康な状態へ導く「オーダーメード」な医療が特長です。
先生とお話ししていて感じたクリニックの魅力:
●「美容医療」はハードルが高いですが、保険診療の漢方治療での通院もOK。
●漢方薬は約100種類から患者さまに合うものをチョイス。
●肌の不調は身体からの信号。原因が実は貧血だった、実はアレルギーだった、というように根本の問題を知ることで、肌だけでなく身体のコンディション改善まで叶う。
●「皮膚科」でありながら貧血やアレルギー、便秘、生理痛、更年期などなど、女性のライフステージに応じた不調改善にまで寄り添ってくれる「かかりつけ医」のような存在。
●「免疫」に詳しいのでアレルギーの診療が得意。即時型から遅延型、化粧品まで各種検査が可能で、かつ結果に対して食事や生活、メイク指導など詳細な解説と具体的な対応策の指導が受けられる。
特に最後の項目については、遅延型フードアレルギーに悩む方にとっては心強いのではないかと思います。
検査結果だけを提示されて途方に暮れている方々から直接ご相談いただいてきた身として、自分自身のこととしてそう思います。
先生の言葉で印象的だったのが、抗加齢医療では食事・睡眠・運動、そして「ごきげん」が健康寿命を延ばす上で欠かせない要素である、ということ。フードアレルギーは「食べちゃいけないの?」というストレスでごきげん力が著しく下がってしまうので、そういった方はぜひ、先生に相談してみていただければと思います。
ちなみに私は、食については自分なりに対応しているわけですが、お肌のケアについてはわかっていなかったことだらけでした。
ということで今、先生自らがこだわり抜いて開発したヘム鉄サプリを飲み、同じく先生が開発した「アトピーの方でも使えるミネラルメイク」でアレルギーが起きやすい肌に負担をかけないメイクに切り替え、洗顔や化粧水・美容液は徹底的にこすらない!を実践しています笑
それだけで肌、変わります、本当に。ミネラルメイクは下地パウダーとのライン使いでびっくりするほどテカらなくなり、感動してしまいました。。
野本先生の診療日をはじめ詳しい情報はクリニックへお問合せください。
アレルギー検査や漢方治療を受ける!という決め打ちもOKですし、「知っているようで知らない自分の肌の傾向と対策に興味がある」という方には「スキンヘルス診断」(¥5,000)がオススメです。見えているシミやシワ、隠れシミ、毛穴、シミリスクとなる見えない炎症などが医療用画像診断で赤裸々になると共に、肌内外からの最適なケアについて具体的な指導を受けることができます。肌の不調を引き起こしている身体内部の課題にアプローチする漢方薬の処方も、その場でしていただけます。
*オンライン予約もできます。2回め以降はオンライン診療も可能です!
http://www.obagiclinic-tokyo.com
tel 03-4405-5100
先日、私が以前に書いた「遅延型フードアレルギーは治る」という記事をご覧になった方から、「体験記は出していますか?」というお電話をいただきました。突然のことでびっくりしましたが、悲壮感のないゆるい内容に「励まされた」とおっしゃっていただき、こちらこそ力をいただきました。あくまでも自分の経験でしかない細々とした記事にご連絡をいただけるなんて、本当にうれしかったです。
お電話で色々とお話をした際に、「必ずまたアレルギー関連について書きます」と約束したので、本日はお取り寄せした美味しいアレルギーネタを。
ビール好きゆえ試さずにはいられなかった、ポートランド発の“グルテンフリー”クラフトビール『オミッション』です。麦芽で作られた通常のビールからグルテンを省く処理がされたもので、ラガー(アルコール度数4.6%、写真右)とペールエール(同5.8%、写真左)の2種あります。
なんかオシャレ〜。
355mlで446円(楽天にて)。価格もオシャレです。
泡が減っていますが、グラスに注いであるのはペールエールです。私は断然こちらが好きでした。コクがあって喉が喜ぶ感じ笑。ラガーはかなり軽くて爽やかなので、逆に苦味が得意でない方にはいいかもしれません。いずれにせよ、「正真正銘ビールの味」です。私だけかもしれませんが、グルテンフリー=美味しくなさそうなイメージが楽しく裏切られました。
とはいえオシャレ価格。ご褒美ビールとしてペールエールを不定期購入していきたいと思います。ちなみに今冷蔵庫に控えている楽しみは、9月27日に発売された「キリン ハードシードル」瓶。アレルギー対策期間中、ビールもブドウ(ワイン)も避けたい、でもお酒を飲みたい!ということでたどり着いたリンゴのお酒(シードルやカルヴァドス)。特に、お店で飲む「生ハードシードル」の甘くなくスキッとした美味しさに惹かれたので、家で気軽に飲める少量瓶の登場は待ってました!です。
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最後に、ちょっとおカタイことも。むしろここからが長いです。
“グルテンフリー”という人気ワードが一人歩きしている気がするので、私が調べたことを整理します。(専門家ではない&最新情報ではないことをご了承ください)
●そもそも食物アレルギーの原因(アレルゲン)となるのは?
免疫が過敏に働くことで身体に不利益な症状が起きるアレルギー。機序はいくつかありますが、原因となるのは食物に含まれるたんぱく質です。なお、免疫を介さずに起きる体調不良は「食物不耐症」(グルテン不耐症など)として区別されています。
●グルテンとは?
小麦たんぱく質の80%以上を占めるグルテニンとグリアジン(その他のたんぱく質はグロブリン、アルブミン)を混ぜるとできる物質のこと。パンの膨らみやうどんのコシなど加工品の食感を支える役割を果たす一方で、特にグリアジンはアレルギーや不耐症の原因にも(グロブリンによるアレルギーも報告されているようです)。ビールの原料である大麦のほか、ライ麦やオーツ麦もグルテン含有穀物とされています(消費者庁「アレルギー物質を含む加工食品の表示ハンドブック」平成26年3月改訂版より)。
…これ、グルテン含有というよりは、グルテンを構成するたんぱく質と同質のたんぱく質を含む穀物というのをわかりやすく?便宜上??「グルテン含有」としているのでしょうか。
グルテンが一人歩きし過ぎているネット上では、「大麦ではグルテン状物質が発生しないから入っていない=グルテンNGでも摂ってOK」みたいな記述がチラホラあり迷いますし、アレルギーを持っている方が信じてしまったら危険では。。
●グルテンフリーとは?(私的見解)
小麦フリーを「グルテンフリー」と言っているパターンが多いですが、小麦たんぱく質のうちグルテン(グルテニン・グリアジン)を含まないもののこと、つまりグルテンフリー≠小麦フリーでない場合もあると思うので、原材料表示の確認が大切です。また、今回ご紹介したビールのように原料が大麦と考えられる「グルテンフリー」は、「グルテン様たんぱく質フリー」と捉えています。あ、考えてみたらビールでも、白ビールのように小麦由来のもありますね。
そんなこんなで私的結論としては、重い小麦や大麦アレルギーがある(と疑われる)方でアレルゲンが特定できていない場合は、小麦フリー、大麦フリー以外の「グルテンフリー」は完全に安全とは言えない…です。
一方、アナフィラキシーのような危険な症状は起きないものの小麦や大麦などの悪さがありそう、という方は、「グルテン(のみ)フリー」を試してみるのはいい気がします。それで体調不良が起きなければグルテンフリー食品は楽しめることになり、選択肢が広がりますよね。
ちなみに私の場合は、小麦除去とはさよならしていて、1週間に3回まで小麦系OKを個人的目安にしています(超えちゃうこともあります!)。なので、どうせ摂るならグルテン(のみ)フリーだったら尚いいかもね、くらいの気持ちです。ビールについて言えば、家ではほとんど飲まないので、前述のご褒美ビールを時々お取り寄せでちょうどいいです。
何はともあれ、今後「グルテンフリー」が、定義が曖昧な「オーガニック」製品のようなわかりづらい状況にならないことを願います。まあ、原材料表示をチェックする習慣をつければ大丈夫だと思いますが!
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おまけ:
浅草移転によるうれしい出会い、米粉100%のシフォンケーキ屋さん「otaco」。
しっとりだけどふわふわで癒される美味しさ。お取り寄せもできるみたいです。
http://otaco-sweets.com
最近の福祉系番組に対する報道とその反響をはじめ、人として、または倫理的に好ましくないことに対して巻き起こる「大きな声」の高揚感と息苦しさ。
感じているのは私だけでしょうか?
たまたま、関係者に近い人と話をする機会に恵まれ、個人的にも「当事者」に近い環境にあるので、一連の「正しいか正しくないか」「欠点や足りないところを全てが悪いかのごとく攻撃する」という、一つの視点しかないような高見の正義感から何かが生まれ得るのだろうか、とちょっと考えてしまいました。。
報道やネットの声と同じように、報道に関わる方々と接するPRという仕事もまた、誰かへの暴力になり得る怖さと背中合わせです。だから自分の仕事を、より謙虚に、より緊張感を持って進めていかなければいけない、と身が引き締まる想いです。
「自分の考えを一度疑ってみる」「とことん確かめる」「自分の言葉で伝える、自分の言葉だと腹に落ちるまで考える」「過度な演出や印象操作をしない」「心を尽くしてコミュニケーションをする」
この、日々大切にしていることを守り続けます。
そしてこんな時代だからこそ、なんでもアリ・答えは不要・心地よいと感じられるかどうかをベースに、ふわりと寄り添うポジティブな発信を続けていきたいと思います。
なんてことを書きながら音楽を聴いていたら、大学生の時に友人が教えてくれたオーストラリアのインディーズバンド・Frente!のOrdinary Angelsという曲が流れてきました。
当時は気にしていなかったのですが、うわーまさにこの気分!と思ったので一部ご紹介。
Ordinary people
It’s okay
You don’t have to wear those wings
They’re stupid things
では。次回はライトに、美味しいお話を書くつもりです笑
幸せ来い来い。
昨日、マンションの集会所が「サンバカーニバル」の控室になっていました。
移転して早9ヶ月の浅草は、毎月祭りがあって元気になれる街。
来月16日から19日には、「第9回したまちコメディ映画祭in台東」が控えています。
今回は、当社がぶじ4期目を迎え、決算も終わったという小さなご報告です。
昨シーズンはあらゆる面で、「人」に力を借りたり甘えさせてもらったりしました。そのおかげで、自分にとって必要だった、あらゆる面での「原点回帰」ができたと思います。
家族、友人、仕事仲間、そして私に希望を託してくださったクライアントさまにまず感謝を申し上げます。ありがとうございます。ひとりじゃ本当にムリです。
1年間のゴールとスタートの節目に、仕事的原点について。
きっかけは、大学生の頃の挫折感です。
友人たちが話す本や映画や映像作品などの内容がちんぷんかんぷんだった私は、「才能とはその分野を追求せずにいられない深さである」「自分にはその深さも生み出す情熱もない」と勝手に悟ります。(今思うと、アート系特有のマウント合戦だった可能性大笑)
しばらく「何しにここへ入ったんだろう?」と沈む日々の中、やがて、「自分は企画を考えるのが好きらしい」「企画を文章に落としこむのが得意らしい」ということに気づきます。また、“才能ある”友人たちも、自分の考えを客観的にわかりやすく伝えることはあまり上手じゃないと知り、初めて自分の価値みたいなものを発見します。
そこから、「生み出す人の気持ちを理解して寄り添いながら、その才能を世の中に理解してもらう部分を手伝いたい」という想いが芽生えていきました。初めて自分の中から。
対象が「人」でも「モノ」でも「サービス」でも「企業」でも、これはPRの考え方そのものです。
ですので、27歳でPRの専門家になれたとき、探し求めていたものに出会えた手応えと一生この仕事を続けるという決意で、トンネルを抜けたような晴れ晴れとした気持ちになったことを覚えています。
そうして13年。
中小企業やベンチャーでのPR経験もある自分が最も喜んでいただけて、かつ自分もワクワクできるのは、PR担当がいなかったり兼務だったり、重要性はわかるけど何から手を付ければいいのかわからなかったり、社内で理解されなくて風当たり強めだったり、そもそもPRって?だったりといった、未開の地を共に耕し道をつくっていく…馬力と深さが求められるクライアントさまだ!とつくづく思います。
さらに、着手できていないこととして、原点でもある「個人」の1回完結「PRコーチング」があります。クリエーターはもちろん、ビジネスを展開する個人事業主、企業のPR担当などなど。
PR会社に月々または単発のまとまったフィーを支払う余裕はないけれど、進む方向やコミュニケーションについて相談してアドバイスが欲しいという声、非常に多いです。企業の担当で言えば、教えてくれる上司がいなくて自己流だけどこれでいいの?という行き詰まり感。(私の経験でもあります)
上記サポートはビジネス的効率とは真逆ですが笑、もしご希望がございましたらご一報いただければと思います。事前にカウンセリングシートで課題を伺ったり、ウェブサイトがある場合は課題を踏まえてそちらを拝見したり、必要であれば質問させていただいたりして、できる限り具体的な解決策や行動がイメージ可能なところまでアドバイスさせていただきたいと思います。
…って、いきなり問い合わせなんて、ハードル高いですね笑
ということで、今の私からエラそうなことを書かせていただきます。
PR=Public Relations. プロモーションやメディア露出活動に集約されがちですが、そもそもは社会と良好な関係であり続けるための、たゆまぬコニュニケーション活動。社会にとって意義のある存在なのだ、という責任感を醸成したり、責任を果たせているかを確認したりする活動でもあると思います。そのブレない軸のもと、時代や届けたい人に合う手法や手段があると思います。
あとは、「誰に売るか」ではなく、「誰を喜ばせたいかor楽しませたいか」もしくは「誰に喜んでもらえそうかor楽しんでもらえそうか」という視点。あるいは変換。
そして、ないものを補うのではなく、強いところを徹底的に尖らせる勇気。
生み出そうとしている、生み出された背景にストーリーがあるならば、そこから見えてくるものがあると思います。
どうぞ、生み出すご自身が楽しめて、ワクワクできて、腑に落ちる(これ意外と重要)道を大切にしてください。
必要な武器(細かな手法やPRのスキルやアイデアの面白さなどなど)は確かにあるけれど、そこに囚われて強靭な心身づくりを忘れると、今日の悩みしか生み出さないと思うからです。
年中祭りの浅草から。合羽橋の七夕まつり。
師走より一足早い11月に、浅草へ移転しました。
湯島も大好きですが、最近なぜか気になって仕方がなかった浅草。
ルーツを遡ったら近くの稲荷町にご縁があることもわかり、すっかりしっくりきています。駅からは少し遠いものの、眠らせていたクロスバイクの再登場で、しっかりカバーできています。
浅草の印象は、「洋服が買えない吉祥寺」笑。
いわゆるアパレルブランドの洋服は買えないけれど、日常生活はもちろん、お酒に食事、カルチャーやエンターテインメント、観光、何なら釣りまで、この街で十二分に楽しむことができます。「住民が町の外へ出ない」というのも納得です。
驚きの初体験としては、毎週のように道で怒鳴り合う人たちに遭遇すること。
地元の方曰く、「浅草の喧嘩はとりあえず大声出して威嚇するの。手は出ないからタチは悪くならないよ。」とさらり。猫スタイル…!
喧嘩をする、しなくても口が悪い。でも多分だからこそ、カラッとした空気が漂う町。マンションでの挨拶には「おやすみなさい」なんてバージョンもあって、365日無視してもらえなさそうな町。
まだ慣れなくて、外へ出るときに「よしっ」とギアを入れる感覚はありますが、嫌でも日向へ引きずり出されるような人間臭い感じは、自分に必要な気がしています笑
これからたくさんの新旧浅草っ子に出会って、町で何かできたら楽しそう。という想いがムクムク湧いています。
ちなみに、カフェやビストロ、素材にこだわったパンやスイーツなど、女性がときめく要素もたくさんあります。「おもたせ」なんて、浅草だけでゆうに本1冊分ありそうです。
小さなお子さんや全速力で走っている小学生も多いので、子育てに適しているのかもしれませんね。
そして、クリスマスイルミネーションはなくても、浅草エリアの夜はロマンチックです。
忘れてはならない、かっぱ橋のイケメン。
気がつけば、3期目も第1四半期が過ぎました。
昨期は、子宮筋腫が育ってしまったので、人生初の6日間入院&全身麻酔手術を経験しました。今はすっかり元気ですが、女性対象のPR活動が多い身として、この実体験は必ず書かねばと思っています。
その前に今回は、今さらながら前期の振り返りとして、PRという仕事について考えてみました。
まだ12年のキャリアですが、これまで数々の失敗やうまくいかなかったこと、クライアントさんと一緒に涙するほどうれしかったり感動したりすることを経験しました。
そうして思うことは、「PRは一日にして成らず」「PRとは企業・ブランド活動そのものである」「PRには想像力と熱さが必要」ということです。
上記について書こうかと思いましたが長くなりそうなので、今回は客観的な意見として、2008年からお仕事をご一緒させていただいているアロマヘアケアブランド「ラ・カスタ」のブランドマネージャーKさまに、「PRについて思うこと」を取材してみました。
Kさまとの出会いは12年前、広告代理店の営業担当と外注先のPR代理店スタッフという関係でした。いただいた社団法人のお仕事はパブリシティ(メディア露出)がなかなか難しくて悩みましたが、最終的には社会貢献活動の取材獲得と、活動につけた呼び名を今でも使っていただいているという、冥利に尽きる結果になりました。
そして数年後の2008年、ラ・カスタのブランドマネージャーに転身されたKさまから、「初の旗艦店をオープンするにあたり、ブランドの底上げを始めたい」とPRのご相談をいただき、今に至ります。
当時は知名度がとにかく低かったため、プレスの方の反応が本当に薄かった…笑 つ、冷たい!と思うたび、「数年後に必ずや…!」と闘志を燃やしたことが、昨日のことのように蘇ります。
試行錯誤を繰り返して、やっとブランド名が通じるようになったなーと思えたのは、ここ3年くらいという印象です。(もちろん、当初から応援してくださっている方々もたくさんいらっしゃいます!)
このようにブランドの助走段階から携わることができ、外部扱いナシで長く一緒に歩ませていただけていることは、本当に本当にありがたく幸せです。そして何よりステキなのは、製品力があって、そこに込められる愛がとても深いこと。夢の国のような生産環境。ブランドのコアメンバーがずっと変わらないこと…等等等。
そんなこんなで前置きが長くなり、大変失礼いたしました。製品や人への深い愛から、アツい回答をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
超ご多用のところ快くご協力いただきましたことに、心からお礼申し上げます。
●PRについて思うこと
広告代理店にいたときは、16年間もいたわりに、PRの仕事の奥深さを全く理解していませんでした。実際、「広告」と「PR」の違いを理解している企業や社長さまも非常に少なかったです。今も、そうだと思います。
PRの仕事は、その企業や製品自体に「熱意」や「信念」をもった人間がたった一人でもいれば実行する意味があり、成り立ちます。
●ブランドにとってPRとはなにか?
常に、世の中に対して「お声掛け」することだと思っています。
ブランドの目指すべきイメージやメッセージを世の中の目線にあわせたかたちにして、声をかけること。
※店頭でスタッフによく、お客様に「お声掛け」しなさい、と伝えています。声をかけなければ、お客様は我々のようなブランドに出会わないし、気づきません。声をかけることで、ブランドとの接点が生まれます。
●PRに期待すること(当初、そしてこれから)は?
当初は、ブランド自体も知られていなかったため、とにかく「発信し続けること」が大事で、それはこれからもずっと同じです。世の中にはプライドが高かったり独自の価値観にこだわったりする発信者もいますが、媚びることなく、かつとらわれすぎることなく、企業やブランドに対してずっと変わらないスタンスで、いろんなチャンスを与え続けて欲しいと思います。
●PRでもっとも重要なことを一言で言うと?その理由は?
一度経験したことを忘れず、必ず役立てること。理由は、PRの仕事は「人との関わり」で生まれることが多く、一度でも出会ったり一回でも携わったりしたら、必ず、その後、それがきっかけで仕事に結びつくことになるから。
●PR担当に欠かせない要素は?
たくさんの人に好感を与えるコミュニケーション能力と不屈の持久力
いかがでしたでしょうか?
PRに対する考え方は千差万別ですが、ブランドの世界観やイメージが購入に影響を与える化粧品の世界は、PRに対する理解が深く、PR文化が発展している&常に進化しているので、他の業界にとっても参考になると思います。
ご興味のある方は、色々なブランドの店頭ツールやウェブサイトのつくり、展開しているウェブコンテンツなどをチェックしていただくと、面白いヒントが得られるかもしれません。
そして最後にPR笑
来年2016年、ラ・カスタはブランド誕生から20周年を迎えます!
これからもますます、どうぞよろしくお願い申し上げます。
またも数カ月ぶりの更新となり、今さらですが、先月発売の「ミセス」9月号「腸内美容が、今熱い!」特集で、愛用の腸ケアアイテムを紹介させていただきました。もちろん、過去の記事「遅延型フードアレルギーは治る」で書いた整腸剤「ビオスリー」です。
ということで今回は、遅延型フードアレルギーの最近についてです。
最近は、ストイックな対処は必要がなくなり、反応が大きい小麦・乳・卵は週3回までというのを基本に、好きなものを食べたり飲んだりしています。(卵が主役の料理と赤ワインだけは、後が辛いので極力避けています)
「遅延型フードアレルギー検査に根拠はない」という意見もみかけますが、個人的には、「合わない食べ物」はあると思うので、自分の傾向を知り気をつける物差しとして有効だと感じています。私はこの検査をきっかけに、自分の体の声を信じるようになりました。
だからむしろ問題なのは、結果に対する正しい知識の啓蒙や、横断的知識のもと指導できる専門家の数なのでは?と思っています。
話は戻って最近気づいたことは、自分にとって合わないシャンプーを使うと(仕事柄色々試してみるので)、寝付きが悪くなるなど不調が起きるということ。「なんだか変」と思ってシャンプーを変えるとすぐに元通り、といった具合です。あくまでも私だけのことなので、シャンプーに罪はありません!
このようにアレルギーとのお付き合いが日常のことなので、体調管理に冒頭のプロバイオティクス製品「ビオスリー」が欠かせないのです。また、アレルギーが起きてしまった場合には、どんな症状でも「アレルギール」を愛用しています。かなり眠くなりますが…。あとはアレルギーというより健康・美容管理の定番ビタミンC。これが私の3種の神器です笑
最後に。
最近自宅で小麦を食べるときは、アレルギーが起きづらいという古代小麦「スペルト小麦」のパスタやパンにすることにしました。パスタは成城石井などで購入できます。当たり前ですが、やっぱりお米やその他穀物のパスタよりずっとおいしいです。パンについては、あの有名なシニフィアン シニフィエでお取り寄せをしましたが、ドイツパンのような味わい深さに感動しました。同封されていたパンフレットからはパンへの愛があふれていて、そちらにもぐっときました。
幸い、以前のようなパンやパスタ熱がなくなったので、本当においしいと感じるものを時々、楽しく味わいながら食べようと思います。