師走より一足早い11月に、浅草へ移転しました。
湯島も大好きですが、最近なぜか気になって仕方がなかった浅草。
ルーツを遡ったら近くの稲荷町にご縁があることもわかり、すっかりしっくりきています。駅からは少し遠いものの、眠らせていたクロスバイクの再登場で、しっかりカバーできています。
浅草の印象は、「洋服が買えない吉祥寺」笑。
いわゆるアパレルブランドの洋服は買えないけれど、日常生活はもちろん、お酒に食事、カルチャーやエンターテインメント、観光、何なら釣りまで、この街で十二分に楽しむことができます。「住民が町の外へ出ない」というのも納得です。
驚きの初体験としては、毎週のように道で怒鳴り合う人たちに遭遇すること。
地元の方曰く、「浅草の喧嘩はとりあえず大声出して威嚇するの。手は出ないからタチは悪くならないよ。」とさらり。猫スタイル…!
喧嘩をする、しなくても口が悪い。でも多分だからこそ、カラッとした空気が漂う町。マンションでの挨拶には「おやすみなさい」なんてバージョンもあって、365日無視してもらえなさそうな町。
まだ慣れなくて、外へ出るときに「よしっ」とギアを入れる感覚はありますが、嫌でも日向へ引きずり出されるような人間臭い感じは、自分に必要な気がしています笑
これからたくさんの新旧浅草っ子に出会って、町で何かできたら楽しそう。という想いがムクムク湧いています。
ちなみに、カフェやビストロ、素材にこだわったパンやスイーツなど、女性がときめく要素もたくさんあります。「おもたせ」なんて、浅草だけでゆうに本1冊分ありそうです。
小さなお子さんや全速力で走っている小学生も多いので、子育てに適しているのかもしれませんね。
そして、クリスマスイルミネーションはなくても、浅草エリアの夜はロマンチックです。
忘れてはならない、かっぱ橋のイケメン。