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2022/8/19

これからのPR(個人の所感です)

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2022年7月22日で法人化してから丸9年、現在10年目に入りました。
(縁を紡いでいただいているすべての方に心よりお礼申し上げます)

はや40代半ばになり、美容と健康は完全にイコールです。努力が欠かせません。

努力が欠かせないと言えば、もちろん仕事も同じです。
クライアントさまの情報と世の中のニーズをマッチングするというPRの仕事を通じて、人や社会の幸せに貢献したい。ずっと変わらない、むしろ年々強まっている使命感を果たすためには、アップデートし続けなければいけません。

私の場合のアップデートとは、「勘を研ぎ澄ますこと」「それを具現化できる力を高めること」です。
日々なんとなく生きるのではなく(ぼーっとする時間は必要)、公私問わず色々なことに接して興味を持って多角的に調べて、分析したり時代の雰囲気を考えてみたりする。実際に出かけたり食べたり遊んだりと体験する。仕事で高めていきたいスキルの勉強をする。そうして手に入れた自分なりのリアルをもとに、毎日新しい気持ちと目で誠実に仕事と向き合う。それって何の変哲もないねぇ、なのですが、考える⇔実行するを真剣に、毎日楽しみながらしていたら、あっという間に10年目を迎えてしまいました。

SDGsやCSの概念が広がり、日常的な製品やサービスにおいても、「買う」がゴールではなくスタートになったと言える今、雑なコミュニケーションは通用しないな、と個人的には強く感じています。ふとした言葉の選び方から本性が駄々洩れしてしまうし、「自社がよければ精神」はあらゆる場面でにじみ出てしまいます。というか、買う=パートナー選びの観点からは、それを見過ごしてもらえないのです。
つまり、世の中の流れを掴むマクロな視点に加え、パートナー候補の人たちが日々何を考え欲しているのか?自分たちが提供できる感動は何か?それは本物か?を繊細に検証して導き出すミクロな視点が重要さを増していると思っています。なお、現パートナーたちを失望させないというのは、忘れてはならない大前提です。
これらを盛り込んだコミュニケーションをクライアントさまごとにかたちにできるなんて、なんと本質的で人間的な仕事でしょうか。しかも常に変化・進化が必要で一生完成がないという。毎年期末を迎える際に、仕事の結果を振り返るとともに「自分はちょっといい人間になれただろうか」と省みる修行感がたまりません…。

ちなみに昨シーズンは、ミクロの観点にはウェブの知識が不可欠と考え、SEOやウェブ広告といったウェブマーケティングをはじめとする4つのシリーズ講座を、専門スクールに入校してオンデマンド学習しました。受講期限との闘いでしたが、やはりPRライティングにSEOの知識を加えたら、クライアントさまにとって即有効だと確認できました。また、ウェブと紙では文章の組み立てが異なるので、普段使えていない脳が鍛えられたイメージです。得た知識をスキル化できるよう、日々実践していきます。
プライベートでは、材木座海岸で干潮時にだけ出現する和賀江島(わかえじま・鎌倉時代に東国の貿易の拠点として開発された日本最古の築港遺跡とか)で磯遊びデビューしました。ウニを踏んづけないか、岩の上でバランスを崩してひっくり返らないか緊張しながら夢中でカニを手で捕まえ翌日軽い筋肉痛。自然の中で遊ぶって最高です。

今期もひきつづき、自分の中の風通しよく、日々創意工夫していきます。

by kajima