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2014/5/21

PRとは? 冷静と情熱の間。

PR

今日は私の専門分野について書いてみたいと思います。
というのも、この会社をつくってから、PRを知らない方々とお話をする機会が増え、「そもそもPRってなに?」というご質問をよくいただくからです。

PRとは。Public Relationsの略語です。
PR活動とは、企業やブランド、アーティスト、ひいては個人が、取り巻く環境と良好な関係を紡ぐ・築く活動を指します。取り巻く環境とは、一般社会、マスコミ、顧客、従業員などなど。

「PRってひたすら情報を発信するものなんでしょ?」と思っていらっしゃる方も多いと思いますが、半分不正解です。確かに情報を発信して存在をお知らせし続けることが不可欠ですが、そこには徹底的に客観的な視点、俯瞰する姿勢が必要です。「誇大な内容になっていないかな?」「誤解を招く表現になっていないかな?」「そもそも受け取る側に価値を感じていただけるのかな?」というように。。

これらをきちんと判断できるということは、遡って、情報発信しようとしているものについて、自分自身で深く冷静に理解していると言えます。「今のご時世においてどのようなところが魅力・価値なのか?」「どういった人たちにどういったトーンで伝えたいのか?」「どういった立ち位置にいきたいか?」―。
PR活動をはじめようとしている方々は、具体的な手法を考える前にぜひ、このコンセプトワークに取り組んでみてください。そして、まずは「いいところ」を抽出すること。次に、そこをもっともっと強くしていくために足りなさや煩雑さを感じたら、補強や削ぎ落しなど微調整していただくと、輝きが増すと思います。情報発信の最適な手法やクリエイティブの切り口も、自然と見えるはずです。

①プラス思考で個性や長所をじっくり分析する。
②いちばん似合う服を着せていちばん共感してもらえる場所へ送り出してあげる。
③「今度はこんな服や場所はどう?」「こんな靴を合わせてみる?」と常にアップデートしていく。
例えるならこんな感じでしょうか。

PRは継続です。ずっと続く、世の中との対話です。
ちょっと実施しただけで誰もがうらやむような一生の成功を手にする、なんて夢のようなお話はありません。雨にも負けず、風にも負けず、いい時も悪い時も地道に。成功と失敗を繰り返しながら、「高反応」と「低反応」を繰り返しながら(笑)、謙虚さと相手視点を忘れず自分の道を模索していくしかありません。

だからこそ、「ブレない軸」と「変わらない強み」をはじめに確認しておくことが、継続を支える「折れない心」につながると思います。

「冷静と情熱の間」。原作を読んでいないですし絶対に意味が違うと思いますが、これはPRパーソンにぴったりの言葉。。

長くなってしまいましたが、PRについて、今後も書いていきたいと思います!

基本的なことが書かれていてわかりやすいです。あまり実用書を読まないので参考になるかどうかですが。。

基本的なことが書かれていてわかりやすいです。あまり実用書を読まないので参考になるかどうかですが。。

by kajima